駒大高校陸上競技部卒業生の宮下紘一君が箱根駅伝で6区を走りました。

 駒大高校陸上競技部卒業生の宮下紘一君が第92回東京箱根間往復大学駅伝競走で
 6区を走りました。多大なる声援を送ってくださり、誠にありがとうござました。

駒大高校陸上競技部顧問 玉森太朗

宮下君が復路の第1区間である第6区を走りました。駒澤大学高等学校 陸上競技部出身者が箱根駅伝で走ったのは数十年ぶりだそうです。私も6区の応援の経験は今までなかったのですが、当日は午前8時ごろには小田原中継所周辺で待機し、宮下君の激走を歩道から応援しました。

箱根ランナーの走力は想像していた通りに凄まじく、特に6区は下り区間が中心となるため、どの選手も颯爽と駆け抜けていきました。そんなランナーの一人に宮下君も名を連ね、4年間の集大成としての走りを全うしてくれたことに、ただただ感動しました。一人の陸上競技を愛する者として、教え子の活躍ほど幸せなものはありません。

小田原中継所で襷を繋いだ後の宮下君と話をすることが出来ました。まだ息も絶え絶えという状況でしたが「先生、応援ありがとうございました。不甲斐ない走りですみません・・・悔しいです。」と涙を流しながら何度もお礼を言う彼を見て、私も言葉に詰まりました。「いやいや、素晴らしい走りだったよ。大学の襷を繋ぐ大切な走者として走り切ったことに胸を張ってほしい。4年間、本当によく努力したね。」と声をかけました。「ありがとうございました」と言い残しチームメイトに支えられて、その場を離れていく彼の後ろ姿を私はしばらく眺めていました。

また、当日の区間エントリー変更によって10区を走ることはありませんでしたが、本校陸上競技部出身の高月智生君にも感謝の気持ちを伝えたいと思います。チームメイトのために全力を尽くす姿は、本当に彼の素晴らしい人間性を表していると感じました。

そして何と彼ら二人は、箱根駅伝の翌日から本校陸上競技部長距離ブロックの冬季合宿に4日間参加してくれました。箱根駅伝の激走により足を痛めているにも関わらず、後輩たちのために熱い指導を2人はしてくれましたし、生徒たちも偉大な先輩から直接指導を受けることによって、より一層気合いを入れて練習に取り組んでいたことでしょう。

大学に進学後も陸上競技を続け、そして活躍する卒業生が数多くいます。いつまでも陸上競技が大好きだという生徒を、一人でも多く送り出していきたいと改めて実感した年始でした。これからも駒澤大学高等学校 陸上競技部の応援を宜しくお願いいたします。